初診時の利用の流れ

1. 予約

初診は予約制のクリニックが多いため、事前に電話またはWEB予約システムで予約を取りましょう。予約時に簡単な症状や相談内容を伝えておくと、当日の診察がスムーズになります。当日予約可能なクリニックもありますが、待ち時間が長くなる場合があります。

2. 受付・問診票記入

初診時は予約時間の15~30分前に来院し、受付で健康保険証を提示します。初診用の問診票に、現在の症状、発症時期、既往歴、服薬中の薬、生活習慣などを記入します。問診票は診察の重要な資料となるため、できるだけ詳しく記入しましょう。

3. 診察

医師との診察は通常30分~1時間程度です。問診票を基に、症状の詳細、日常生活への影響、ストレス要因などについて話を聞かれます。リラックスして、困っていることを率直に伝えることが大切です。必要に応じて、心理検査や血液検査を行う場合もあります。

4. 治療方針の説明

診察結果を踏まえて、医師から診断名(または暫定診断)と治療方針の説明があります。薬物療法が必要な場合は、薬の効果や副作用について説明を受けます。カウンセリングや認知行動療法など、薬以外の治療法を提案される場合もあります。不明な点は遠慮なく質問しましょう。

5. 会計・次回予約

診察終了後、受付で診療費を支払います。保険診療の場合、初診料を含めて3,000~5,000円程度が一般的です。処方箋が出た場合は、調剤薬局で薬を受け取ります。継続的な治療が必要な場合は、次回の予約を取って帰ります。